この度、「浅川澄一氏と共にオランダで学ぶケア付き高齢者住宅視察団」
~オランダのケア付き住宅、認知症ケア、安楽死の実情を探る~視察研修に、
どりーまぁサービス理事長 山口浩志が参加させていただきました。
その視察研修報告会を11月3日(土)ふれあい健康館にて、開催いたしました。
当日は、居宅介護支援事業所の方や、
NPO代表の方等、様々な分野の方々にご参加いただきました。
また、視察研修に一緒に参加されていた
若宮の里 津田統括管理責任者にもご参加いただき、
ご報告をいただきました。
オランダ人の幸福の考え方として、ケアやキュアは生きるための一部分にすぎないと考え、
逆にやればやるほどお金がかかる。
それよりも、病気になっても認知症になっても自分を失わない
気持ちを持つことを何より大切にしていました。
することがない事こそが不幸なことであるということでした。
ここ40年の間に、認知症を始めとする高齢者ケアのあり方や考え方は、
変わってきているそうで、いわゆる施設型ケアから在宅ケアへ移行し、
今後は環境型重視のケアに進められているようです。
例えば、農場型デイケアや、昔の思い出ミュージアム等がありました。
要するに、話題性を作ることからはじめ、昼間に対話を多くし動くことで、
夜間不眠や徘徊を予防しているようでした。
どんな状況になっても本人にとって、大切な生き方を支えるということの大切さや、
自分自身を見失わない生き方を改めて学んだ研修でした。
今後、実践に役立てたいと思います。
ご参加いただきました皆様、お忙しい所 誠にありがとうございました。
一緒に参加していた津田祐子さんからも報告いただきました。 |
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